雑木と枕木が温かい、ナチュラルモダンな庭｜栃木県上三川町
1.デザインについて
温かみのある洗練された建屋に合わせて、雑木や造作囲障、枕木等の天然素材をふんだんに使ったデザインをご提案しました。
住まい手様ご家族はお庭で過ごす時間も多くDIYもお好きでしたので、家族で遊ぶことのできるスペースや家庭内菜園、また今後の外構のDIYなどを想定し、現時点での纏まりは充分にありながらも〝余白〟を残した配置となっています。
樹木や天然素材はメンテナンス等で手間が掛かると思われがちですが、ご家族の成長とともに一緒に経年変化を愉しむことができると考えると些細なことだと考えています。
むしろ、家族と一緒にメンテナンスすることで思い出の一つとなると思います。
(と皆様に仰って頂いています(^^))
2.構造について
最初に伺った際は建屋は完成しており外構は土と雑草の状態でした。
雑草は刈れば良いとして、気になる点は至る所に水溜まりの後が散見されたことです。
水の流れる方向は〝水勾配〟といい、通常は敷地外へ流れるような勾配になっているのですが、機械で測定したところ今回は建屋の方に水が溜まる状態でしたのでまずは水勾配を改善し、豪雨の場合でも浸水しないように対策する必要がありました。
雑草の処分を行いながら、表土の勾配を調整しつつ適切な水勾配を整形していきます。
3.実施工
上記の通り外構は見えないところがとても大切です。
〝かっこいい〟〝おしゃれ〟〝モダン〟といった外観イメージや、つかいやすさ、安心安全を永く維持する為には何事も下地が大事になってきます。
大多数の住まい手様は生涯1度しか家を造らないと思うので想像がつかないと思いますが、構造以外のひび割れや歪み、排水不良等が起こるのは計画や構造、施工が悪い場合が多いです。
といったうんちくはさておき、下地が纏まりましたので仕上げていきます。
時間をゆっくり使い丁寧に仕上げる為、警察に許可を取り公道も使わせて頂いております
4.まとめ
以上、良い外構を造るには見た目以上に様々な点に配慮しながら計画施工することが大事です。
今回の庭屋の詳細は、現在製作中の新ホームページに掲載予定です。
鋭意製作中ですのでもうしばしお待ち下さいね(^^)
